睡眠時無呼吸症候群|流山おおたかの森・流山の歯医者・歯科|からさわ歯科・矯正歯科

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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群|流山おおたかの森・流山の歯医者・歯科|からさわ歯科・矯正歯科

睡眠時無呼吸症候群

歯科では睡眠時無呼吸症候群の診断を行うことはできません。
かかりつけの病院か、こちらで専門の病院を紹介させていただくことができます。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群は気道の閉塞などが原因で睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)や止まりかける状態(低呼吸)が繰り返される病気です。
睡眠時無呼吸症候群では眠っている間に断続的に呼吸が止まり、良質な睡眠が妨げられます。その結果、いろいろな健康障害が生じてくることが明らかにされています。生活習慣病(高血圧症・心臓病・糖尿病・脳卒中など)、うつ病、認知症などの原因の一つであり、居眠り運転から交通事故も増えることが報告されています。
適切な検査とそれぞれの患者さんに応じた治療が必要です。

睡眠時無呼吸症候群の主な原因

原因には鼻から喉頭(のどぼとけ)にかけての狭窄があります。狭くなった気道のすき間を空気が通ることで“いびき”が生じます。いびきの要因は、肥満による首や喉(のど)まわりの脂肪沈着、あごが十分発育していない小顎症(しょうがくしょう)、扁桃肥大、舌根(ぜっこん)・口蓋垂(こうがいすい)・軟口蓋(なんこうがい)による狭窄など、解剖学的なものがあります。また、加齢や睡眠時における呼吸の調節能力の低下など、機能的な要因も関連します。
睡眠時無呼吸症候群は、男性は30~60代によくみられ、女性は更年期以降に多く、閉経によるホルモンバランスの変化も一因とされています。

睡眠時無呼吸症候群でみられる主な症状

就寝時

  • いびきがひどい
  • 呼吸が止まる・むせる
  • 息苦しさを感じる
  • 寝相が悪い
  • 寝汗をよくかく

起床時

  • 頭が痛い
  • 口が乾いている
  • いくら寝ても疲れがとれない
  • 熟睡感がない
  • 体が重く感じる

日中

  • 強い眠気
  • だるさ・倦怠感
  • 集中力の低下
  • 記憶力の低下
  • いつも疲れている
  • 居眠りで支障をきたす(自動車の運転で事故を起こしそうになるなど)

症状の程度や原因に応じた治療法

治療には対症療法と根治療法があり、症状の程度や原因に応じて選択します。代表的な対症療法には、CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)とマウスピース療法があります。

マウスピース療法

マウスピース療法は軽〜中症度に適した治療法です。睡眠時にマウスピース(スリープスプリント)を装着し、下あごを前方に出すように固定することで、上気道を広く保ち、無呼吸やいびきの発生を防ぎます。
また当院では、SomnoDent MASと呼ばれる上下分離型の治療用口腔内装置を取り扱っております。
従来の装置と異なり、装着中の開口が可能で不快感が少なく、調整することにより長期的に使用していただくことも可能です。

CPAP(シーパップ)療法

CPAP療法は中等度から重症度に有効な治療法です。睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を開存させて治療します。睡眠中の無呼吸・いびきが減少し、眠気の改善や血圧を下げる効果も期待できます。

生活習慣の改善

生活習慣の改善によりいびきや無呼吸が改善することがあります。

減量

特に肥満を伴う睡眠時無呼吸症候群の場合、減量が有効な治療となることがあります。

睡眠中の体位

仰向けで寝ることで気道が閉塞しやすくなり無呼吸が増加する場合があります。横向きで眠れるように工夫をしてみましょう。

禁煙

喫煙は血液中の酸素濃度を低下させ、睡眠中の無呼吸にも悪影響を与えることがあります。

飲酒を控える

飲酒はイビキや無呼吸を悪化させることがあります。また、寝つきは良くなりますが、睡眠の質を悪化させてしまう作用があります。

このほかに、口呼吸の予防・治療に有効な口腔筋機能療法や、寝る向きを矯正する体位療法などが有効なこともあります。

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